2017-12
3D Modeling, Laser cutting
Rhinoceros + Grasshopper + Kangaroo2
コンピュータを使ってシミュレーションすることで得られるかたちに興味があった。
また、かっこよくデザインされたものであっても、 使っているうちに劣化してしまって変形してしまって、
いつからかかっこよくなくなるタイミングがあって、 現実世界は、もっと流動的で、不定形で、リアルで、という気持ちもあった。
さらに、そのかっこよくなくなってしまったかたちを、
普通の CAD の、普通のモデリング方法では、 モデリングできないモデリングしにくいというもどかしさも感じていた。
それらを踏まえてこれらの物体群を、コンピュータ上で物理シミュレーションして、
その結果の3D ジオメトリのポリゴン数の削減をしてから、2次元展開し、レーザー加工でケント紙を切り抜き組み立てた。
- 使い古されて潰れかけた紙袋
- 脱ぎ捨てられ、椅子にかけられた服
さらに、物理シミュレーションを応用して、
もし、お餅のように柔らかい物性のものがあったら、という什器を製作した。